よこやま整形外科 手とリウマチクリニック

コラム column

2025.10.17

再生医療・PFC-FD療法の特徴

当院では、ひざ関節症、母指付け根の痛みを発する母指CM関節症、指第1関節の変形症であるヘバーデン結節などに関節痛の改善や関節変形の予防として再生医療を行っています。

当院で行っている再生医療は、PRP療法をさらに進化させたPFC-FD療法です。

自分の血液から血小板を多く含んだ成分(PRP:多血小板血漿)だけを取り出し、傷ついた箇所に注入する療法を「PRP療法」といいます。

「PFC-FD療法」は、このPRPをさらに活性化させ、抗炎症成分再生を促す成分を高濃度抽出したもの(PFC:血小板由来因子濃縮物/Platelet-derived Factor Concentrate Freeze Dry)を精製し、さらにフリーズドライ化したもので、PFC-FDにはPRPの2倍の成長因子が含まれています。

PFC-FD療法には次のような特徴があります。

  • 長期的な改善効果が期待できます

ひざなどの関節の痛みと関節機能の改善効果が期待できます。関節内の状態を整えるので、長期的な作用が期待できます。

  • 副作用のリスクが少ない

患者さま自身の細胞を用いて行う治療です。そのため、アレルギー反応や拒絶反応が起こる可能性・さまざまなリスクが低い治療法です。

  • 手術や入院が不要

採血と注射による治療なので、大掛かりな手術や入院の必要はなく、当院の患者さまも歩いてご帰宅されています。

当院でのPFC-FD療法の特徴

  • 傷んでいる関節・軟骨部分に確実にPFC-FDを注入します。

当院では傷んでいる関節にX線イメージで確認しながら確実にPFC-FDを注入します。X線イメージでは容易に3次元的に注射位置を確認できるため、治療効果の高まりを期待できます。高価な治療ですので、関節内への確実な注入、そして関節のどの部位に注入するかも大変重要です。超音波を見ながら関節内に注入するのも悪くはありませんが、関節内に入れただけでは吸収されるものもあるため、当院では治療効果を上げるため傷んだ関節軟骨部分の骨内に注入する方法を行っています。

  • ひざ関節だけでなく、股関節、手や手指の関節、靭帯損傷などにもPFC-FD療法を行っています。

手指の変形した関節痛で整形外科に受診しても、「年だからしかたない」「更年期だからしかたない」と言われることがあるのではないでしょうか。当院では手指の痛み・変形に対して、生活指導、食事指導、エクエル摂取、漢方薬治療などを行っています。そこへ、もう一歩踏み込んだ治療としてPFC-FD療法を行っています(自由診療)。

手指の関節は小関節で関節容量が小さいため、膝では1度しか打てないPFC-FDの注入量で3~6回の注入を行うことができます(費用はどちらも同じですので、手指に行う場合、かなりお得となります)。

再生医療についてご質問ある方はお気軽に相談にお越しください。

※再生医療は自由診療(保険外診療)となりますので、ご了承ください。

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金沢駅から徒歩10分、武蔵から徒歩2分。駐車場完備。
バスや電車でのアクセスも便利な立地です。

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